2011/04/29

Ubuntu 11.04でもやっぱりSCIM-Anthy!

Linux環境でのヲイラとインプットメソッドとの戦いは古くはVineLinuxを使っていた2007年から続いていた。いや、違うな。マカだった頃、バカだ使えねぇと言われていたMacOS7.1から”ことえり”を愛してやまなかった時代を加味すると、もうウン十年になる。


ってか、時代は映ってるから”ことえり”を知らんMacユーザも増えたんだろうな。
そんなことを考えつつゴールデンウィーク初日の早朝、Ubuntu11.04のIMをibus-Anthyからやっぱりしっくりと手になじむSCIM-Anthyに変更してみた。


記録ってのはとっておくもんだなと感じたのは、ネット上にUbuntu11.04のTipsがまだ少ないせいか、ググってもヒットしなかったibusからAnthyへの差し替え方法が自分の過去記事から見つかったから。その記録


さっそく財産であるMozcの辞書をUbuntu 11.04へと移し替えてほぼカスタマイズが完了。


本日の「ヲタクのつぶやき」は、新しい環境で書いている。触っていると見つかるUnityに対してのいちゃもんもいろいろあるけど、使ってりゃきっと慣れるだろ。



確認したらComing Soonとなっていた本家Ubuntuのサイトは11.04に模様替えを済ませていた。日本語のページも遅れてアップデートされるはず。β2から使っているウチの環境ではなんどかapt-getをかけてみたのだが、今朝はアップデートされず。このまま使い続けちゃって大丈夫なのかな?


そんなワケでここ何日か続いたブログの更新ラッシュも一段落できるかな?
 このページが日本語ローカライズされたUbuntu11.04の登場を待ってからってユーザの参考になるといいな。


--- 追記 ---


リブートしてUbuntu10.10を選択してみたら、上記のアラートが出現。

これでUbuntuのオフィシャルサイトをいちいち確認する必要も、とうとうなくなったわけか。

ヲイラの場合、あれこれとカスタマイズしちゃった欠片をクリーンにする目的もあって、Ubuntuがアップグレードするたびにシステムを入れ替える(クリーンインストール)ことにしている。ダウングレードできるっていうんなら”今すぐアップグレードする”もありなんだろうが、やっぱちょっと怖いな。


追記からUbuntu10.10で書いてるけど、やっぱりコッチの方が軽快だし。
しばらくの間は2本立てで行くのが無難な気がするぞ。

2011/04/28

Ubuntu 11.04 リリース直前リポート

オフィシャルサイトを覗いてみた。現段階(28日7時40分)ではUbuntu 11.04はまだ登場せず、Coming Soonの状態だ・・・当たり前か。


使い慣れた10.10から移行するため、日々少しずつNatty Narwhalに触れるようにしているのだが、やっぱり戸惑いは思ったより多い。


まず感じるは、あまり使わないアプリケーションへのアクセスの悪さ。左に貼ったサムネイルのようにパネルを華やかにするのも限界があるし、あまり並べすぎるってのも使いやすさにはつながらない気がする。


このサムネイルを加工するのにGIMPをインストールしてはじめて起動したのだが、 上部メニューバーの表示が切り替わらない。右クリックで出てくるメニューと構成は同じなので省略されちゃったのかね?


あまり意識したことなかったんだけど、メニューバーと右クリックのメニューを併用した使い方をしていたらしいヲイラ。これはちょっと・・・と感じてしまった。機会がないためInkscapeやPiTiViなどマルチメディア系のアプリケーションは用意しただけでまだ触れていない。なんだかおっかなびっくりだな。


ちなみにこのブログも Ubuntu 11.04 Beta2の状態で書いている。
たまにIMがいうことを聞いてくれない気がするのだが・・・大丈夫か?
Ubuntu 11.04のリリース直前にして暗雲立ち込めてきているのはヲイラだけ・・・?

最も次の”Windows8”から「リボンインターフェースになります」って言われて戦々恐々としているヒトタチの比ではないか。

2011/04/26

Ubuntu 11.04 リリースまであと3日!

役満テンパってたのに・・・なんだよなんだよ。

ちなみに下家ったら平和ドライチだって。

こんなモンで掴みはオッケーかな?

さて、Ubuntu11.04の正式リリースまで秒読みとなった。
時間をみつけてはUnityに触れるようにしているせいか、だいぶインターフェースにも慣れてきた気がする今日この頃。


とりあえず”次にやること”にとりかかる際に、手が止まることが減ってきた。
こりゃなかなかイイ傾向なのでは?と感じている。環境って適応しちゃうもんなんだね。


パネル部分のカスタマイズもどーにか慣れて、端末を起動することもできるようになった。そーいえば、毎回起動するたびにものすごい数のアップデートがかかるのだが、正式版リリース後はβ版から自動でアップデートするのかな?できちゃうと楽チンんなんだけどね。



パネルといえば、残念ながら下部に並んでいるモノクロ部分のアイコンは上部に移動できないっぽい。実際にUnityに触れてみるとわかると思うのだが、このモノクロのアイコンが意外と使用頻度が高いの。


並び替えくらい自由にしたいよね。今からUnityに手を加えるならこのあたりをお願いしたい。
あるいはユーザがもっとパネルをカスタマイズできるといいのかもしれない。



ChromiumやFreeMindといったよく使うアプリの動作確認は徐々に進めている最中。これといった問題は、今のところないのでヲイラ的には移行に支障は感じていない。


とりあえずMozcも用意できたし。
メールにしてもブログやウェブサイト作成にしても、日々入力をしているテキスト数はかなりの数になる。数えたことなんてないから判らないけど。


イチバン使うのはウェブブラウザやFreeMindじゃなくてIMかもね。
きっと、「あっ、使いづらい」と反射的に感じるのはインプットメソッドの向き不向きが大きいと思う。 こればっかりは慣れるまで時間がかかるんで・・・。んっ?ひょっとして11.04に設定したのはibus-mozcかも。

やっぱAnthyをインストールしなおさないと・・・。


あと、Unityになると困ることが1点。
システムのバックアップを古いiMacにしている。

LTSのUbuntu Serverをインストールして ファイルサーバに使っているのだが、Unityからサーバへのアクセスのしかたがよくわからない。

サーバのコントロールはSSHなのでクライアント側からできるんだけど・・・そうか、sshコマンドをきっちり使いこなせるようになりゃいいのか。

最初は面倒だったり敷居が高かったりするのだが、スキルアップってのはこーして上達することなんだね。正式リリースまであと2日(日本では29日付けか)。開発する方も大変だろうけれど、今回ばかりはエンドユーザもちょっと戸惑うかも。時間に余裕があってもなくても、たとえちょっとだけでもUnityに触れておくことをオススメしとく。

2011/04/16

GNOME Shellを試そうとしたら・・・

Ubuntu 11.04で使われるUnity。何かをしようとすると手が止まる。きっと使ううちに慣れてくるんだろうけど、アクションを起こそうと思うたびに止まるので非常に労働生産性が低い。どうしたもんかね。



左に貼り付けたサムネイルはようやくみつけた端末・・・いくらGUIが進んだんだか知らんが、コイツがみつけられない環境ってどーなんだろ・・・?


まずはUnityで不評を受けていた”カスタマイズ”。
ヲイラが読んだのがα版をレビューした記事だったのか、懸念されていたほど扱いづらいといった印象は受けず。壁紙も右クリックひとつで簡単に入れ替えができた。


ただ気になるのが左側に常駐しているパネル。
Firefoxのもたつきが気になってChromiumをインスコしたのだが、このパネルのイヂリ方がわからない。イチイチアプリの一覧を開いて選ぶという段階を経て起動させるのだが、先程書いたように「アクションを起こそうと思うたびに」手が止まるため、どーにもこうにも煩わしさがつきまとうんだな。



ちと前置きが長くなったが、早速本日のお題となるGnome-Shellを入れてみっか・・・。

コマンドはこんな具合。
リポジトリを追加してアップデートをかけるだけだ。


一度ログアウトして入り直せばこんな感じ→


ここで電脳日記を参考にいぢってみたいのはわかるが、ちょっとお待ちいただきたい。



もうβ2で実質RC版という位置づけにも関わらず、ヲイラの環境でこの直後、見事にクラッシュしてくれた。




それが上の画面。
わかりづらいかもしれないけど開いたウィンドウやメニュー、それとポップアップの類はすべてそのまま表示されたまま応答してくれず。徐々にマウスポインタの挙動がゆっくりなっていくという状況だった。
そんな具合でニッチもサッチも動けない状況になる一歩手前だったのだが、端末が開けたのでリブートできた。


しかし再起動後も画面が乱れてどーしようもない状況は変わらず。コイツどーしてくれよう・・・。


今日のところはこのへんでタイムアップ。明日にでも仕切り直しするか。
途中で止まってアラートを表示するアプリがいくつもあるのも特筆すべき点だろうか。
RC(リリース候補)ではなくβ2とした意味合いがなんとなく判ったような気がする。

2011/04/15

一足お先にUbuntu11.04(B2)をレビュー!

 Ubuntu11.04のリリース間近ということで、だいぶ更新頻度が上がっている電脳日記。もうすぐ落ち着くだろうから、しばし我慢してお付き合いいただきたい。


今までのUbuntuの各バーションだとα→β→RC→正式版という流れでリリースされていた。ヲイラの場合は、ある程度安定した状態のおいしそうなところを先取りすべくβ版を試してみるという形をとっていたのだが、Natty NarwhalではRCがない代わりにβ2となった模様。


まずはGNOMEから変更されたUnityはというと・・・使い方すらわからん。
アプリはどこにあるんだ?
LiveCDではラチがあかないため、実際にインストールをしてみることにした。


とりあえずインストールの設定をして、昼食のため外出。
かなり風が強くて桜の木も花びらを落としてハゲちらかしはじめた。いよいよ暖かくなるんだねぇ。


そいういえばここ数年、悩まされ続けているヒノキ花粉による花粉症がうんともすんともいわない。ラッキーなことに予兆すらない。おかしいなぁ…特に何も対策してないんだけど、なんで治ったのかな?


まぁ、なんにせよ苦しい思いをせずに済むということはいいこと。
これから”発症”してもキツいので、触れないでそーっとしておこう(^^ ;)


そんなこんなで昼食を済ませるとインストールは完了していたので、おもむろにリブートをかける。LiveCDで試している時より使えるアプリケーションは増えたみたい。しかし手始めにアップデートをかけるために探したターミナルをみつけることができず。


アップデートマネージャはあるけど、なんだかしっくりこないんだよね・・・。apt-getはやっぱ手動でやりたい。


かなりの時間使ってみて気づいたのだがアプリケーションのメニューバーが、(GNOMEで使っていた時の)上部のパネル部分にあった。


OSXになる以前はマカだったヲイラはMacOSのクラシカル環境っぽさがたまらなく懐かしくて、このスタイルがとても気に入った。ちょっと使って慣れてみると、想像以上にキビキビ動くUnityもそんなに悪くないんぢゃね?という好印象に変わってきたというのが正直な感想。


以前書いたと思うが、使っているデータの格納場所はパーテーションを切って独立させてあるため、テストでインストールしたUbuntuでも普段どおりアクセスができる。β版なので普段使いのアプリをセットアップするまではしなかったけれど、あちこちで酷評されるほどひどくないよUnity。


アプリケーションを起動しちゃえば今までと同じように使えるし、デスクトップで行うファイル操作も特に変わりないもん。11.04と10.10両方の環境を残しておいて、落ち着いてきたら本格的に乗り換えるといういつもどおりの作戦で行こうと今は目論んでいる。



今チェックしたUbuntu Weekly Topicsによると、
「Unityをデフォルトデスクトップにするには時期尚早ではないか?」
なんて話が出てるらしい・・・。この土壇場でかい?
せっかく方針を固めたんだからもうUnityで行こうよ!

2011/04/14

Natty Narwhalの前に・・・”Ultimate”を使ってみた

 ビジネスユースにも使っているせいか、プリンターのインクの回転は速い方だ。だいたい1ヶ月周期で変更。長いときで3ヶ月くらいかな。


もちろん使用済みのトナーカートリッヂは、家電店の前に用意されている回収箱へ・・・ふと思い立ち、本日はじめてリサイクル・トナーを購入してみた。


リサイクルには協力している割には、そのリサイクル品を購入したことないって、よく考えれば不思議。空になったカートリッヂに詰め替えを手作業でする”詰め替え用”ってのは以前購入して使ったことあったけど、とにかく初体験。ちゃんと使えんだろーな?それだけが心配だったりする。


 右に貼ったサムネイルはubuntu10.04 server for PPCが走るiBook。リサイクルというわけではないけれど、LTSだしこのままあと数年はアップデートをかけるだけ。けっこう気に入っている構成。


今日の本題に入ろう。
Ubuntu 11.04のリリース間近ということで、ここのところ積極的にUbuntu関連のニュースを拾い読みしているヲイラ.


当然日本語だけじゃなく英語のサイトもその対象に入っているのだが、いつも近くにあって、なんだか見慣れない情報がチラチラしていることに気づいた・・・え〜っと、Ultimate Edition 2.9って何?


たしかWindows系のOSでいちばん高いアレか?などと考えつつググッていくと、なんだか違う。
それこそWindowsOSの全部入りバージョンUltimateというわけじゃないけど、通常だとapt-get
やSynapticを駆使してインストールする類のアプリがすぐに使える状態でテンコ盛りに入っているらしい。

まだ1ヶ月ほど前にリリースされたばかりとのことなので、これは触れてみないとと思いとりあえずダウンロードしてみた(http://ultimateedition.info/)
てんこ盛りなだけにCD-RWにはとうてい収まらず。こんなときのためにDVD-RWも用意しといて良かったよ。


貼りつけたのがいろいろと起動してみた様子。

アプリケーションはおろか、Medibuntuのレポジトリなども設定が済んでいるため、Ultimate Edition 2.9をインストール後すぐに使える。


壮観なのはCompizも導入済なのでグリグリやたら動く点か。設定方法によってはこんなこともできちゃうのねと驚かされっぱなしだった。


ヲタクのつぶやきの記事の中でも何度か書いているけれど、次の11.04に関しては「新しいからイイ」とは言い切れない部分がありそう。GNOMEベースながら、すでにあとかたもなくカスタマイズされてまるっきり新しい印象を受けるUltimate Editioを選んで乗り換えるってのもアリかもしれない。
 ただし、お使いのパソコンのスペックが許せばの話ではあるが。

2011/04/12

UNetbootin活用法! Ubuntu 11.04のリリースをデイリービルドでカウントダウンしよう!

まさか、上家が国士無双とは。おぉ?なんかしてるなとは思ってたけど・・・。そんなワケで掴みはOKかな?


突然だが、今日からradikoでbayFMが視聴できるようになった。
実際にパソコンでいろいろ作業しながらBGMに流してみると、意外と邪魔なことに気づく。きっとやかましいからだな。

個人的にはTBSラジオが好き。


先日ご近所まわりの桜を眺めてきた。
名所というわけではないけれど、意外とあちらこちらに点在しているようで楽しかった。
PiTiVi動画エディタで連結と簡単な加工をした後、いろいろと物議を醸し出しているWebM形式で書き出してYouTube動画エディタで仕上げをしてみた。よろしかったら視てやって欲しい。



リリース目前となったUbuntu 11.04(Natty Narwhal)。
ベータ版を試してみたいというユーザに情報をひとつ。



まず事前作業として使っているパソコンがUSBからブートをできるかどうか確認してくれ。


ブートが可能なのを確認できたら、次にやる作業はUNetbootinの用意。Windowsなら窓の杜、UbuntuならSynapticから引っ張ってこれる。


UNetbootinって何?という教えてクンは別途ググッてくれ。
メニューは英語だけど、簡単だから大丈夫だろう。
ネックになるのはインストール先をUSBメディアにきちんと設定できるかどうかくらい。


設定を済ませればあとはリブートする前の段階まで自動で作業してくれる。時間はかかるけど、やってみりゃ便利さは伝わるはずだ。


β版のisoファイルをCD-Rに焼いてからUSBにインストール作業をするという手順を踏むよりも、かなり手間暇を省略できるはず。是非”デイリービルド”を選んで、Ubuntu 11.04の正式リリースまで一緒にカウントダウンしてみることをオススメしとくぞ。