2009/12/03

Ubuntu9.10の日本語入力環境を改善しよう!

Ubuntu9.10へと本格的にシフトしてRSSもThunderbirdで使い始めた、というあたりまでは前回アップした記事に書いた。Thunderbirdは、そのとき確かに英語のメニューが並んでいたのだが、気づいたらなぜか日本語化されていた。とくに何かを変更したってワケでもないのに・・・不思議だな。


さて本日のお題はUbuntu9.10のIMについて。
Ver9.10に標準で使われているIMはibus-anthyなのだが、どーも使い勝手が悪い。アプリケーションを切り替える度に日本語モードがオフになっちゃうのはなんなのだろうね?まるでWindows使ってるみたいで、その度にわざわざオンにするのがわずらわしくてしょうがない。


いちばん厄介だと感じているのが、FreeMindでマインドマップを作っているとき。
ノードが切り替わる度にオフになっちゃってるんじゃ、広がるはずの思考も中断されちゃうってなもんで弊害が大きすぎるんだな。


そんなわけなので、ibus-anthyから使い慣れたscim-anthyへと強引に戻すことにする。
作業はごく簡単で、ますはターミナルからでもSynapticパッケージマネージャからでもいいので、scim-anthyをインストールする。


次に右に貼り付けたサムネイルのように、メニューから”言語サポート”を選ぼう。
そうすると、言語サポートのキーボード入力に使うIMシステムからscim-bridgeが選択できるようになる。ここまでの作業をすると慣れ親しんだscim-anthyが使えるようになる。あとはscim-anthyの設定メニューをお好みのモノに変更すれば、サクサクと文字が入力できるようになるはずだ。Linuxでいちばん使うソフトはターミナルかテキストエディタだとヲイラは思っていたけれど、実はIMだったということに気づかされたよ。


Ubuntu9.10にしてから、確かに速くなったけど使い勝手悪くなったよな・・・なんて感じているのなら試してほしいぞ。