Firefoxコミュニティエディションのアップデート失敗によるレストアでVineLinuxの環境強化を決めたヲイラ。レストア自体はもう済んだんだけど、限りあるコンテンツは小出しに使おう!というわけで、ちょっとずつ再強化の様子をアップしてこうと考えている。
ってなわけで、今日は日本語入力環境だ。
VineLinux3.2に標準で備わっているのはCanna(かんな)というんだが、これがかなりへなちょこで使いにくいのだ。とりあえずはATOK風にカスタマイズしたりしながら使っていたんだけど、ヲイラブログやサイトをいくつか運営している関係で、キー入力するテキスト数がかなり多い。やっぱCannaじゃモノ足りないってことで、改めてAnthyを入れてみることにした。VineLinuxでも現行バージョンはAnthyだし、Ubuntuを始めいろんなディストリビューションでデフォルトで採用されてるとこみると、スタンダードなんだろうな。
それでは、毎度おなじみのコマンド作業。
[hoge@localhost hoge]$ su -
Password:
[root@localhost root]# apt-get update
取得:1 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386 release [2538B]
2538B を 0s 秒で取得しました (20.0kB/s)
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/main pkglist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/main release
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/devel pkglist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/devel release
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus pkglist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus release
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/updates pkglist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/updates release
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/main srclist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/devel srclist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus srclist
ヒット http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/updates srclist
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
[root@localhost root]# apt-get install anthy scim-anthy scim anthy-el
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
anthy anthy-el scim scim-anthy
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 4 個, 削除: 0 個, 保留: 0 個
6603kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 20.4MB のディスク容量が追加消費されます。
取得:1 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus anthy 7500b-0vl0.1 [5274kB]
取得:2 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus anthy-el 7500b-0vl0.1 [43.3kB]取得:3 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus scim 1.4.4-0vl0 [938kB]
取得:4 http://updates.vinelinux.org 3.2/i386/plus scim-anthy 1.2.0-0vl3 [347kB]
6603kB を 2s 秒で取得しました (2670kB/s)
変更を適用しています...
準備中... ########################################### [100%]
1:anthy ########################################### [ 25%]
2:anthy-el ########################################### [ 50%]
actionscript://usr/lib/emacsen-common/packages/install/anthy
done.
3:scim ########################################### [ 75%]
4:scim-anthy ########################################### [100%]
完了
[root@localhost root]# vi /etc/X11/xinit/xinitrc.d/scim
[root@localhost root]# chmod 755 /etc/X11/xinit/xinitrc.d/scim
[root@localhost root]# vi /etc/bashrc
[root@localhost root]# exit
apt-getで取得するファイルは4つ。
すべて簡単なコマンド作業でインストールできる。
後半、Viエディタで設定書類を書き替えたり、ファイルのアクセス権を変更したりしているな。内容的にはたいしたことないのだが、この部分を書き直さないと使えない。
ちょっと待って、ググるから・・・
このあたりのページを参考にすると間違いないはず。(追記:リンク切れとった)
とにかくAnthyにすると日本語環境が極端に使いやすくなるので、試してみてほしい。
2007/11/30
VineLinux再強化計画 〜日本語入力環境
時刻: 8:10