あと一週間足らずでUbuntu10.10(Maverick Meerkat)がリリースとなる。Ver10.04でUbuntuには見切りをつけたものの、やっぱりその動向が気になっちゃうヲイラ。LucidLynxの時と同様一足お先にインストールしてレビューをしてみる。
とは言っても、新しいバージョンから付加された新しい機能を使ってみるという試みはあまりせず、今までと同じようなソフト郡がどれだけ使いやすくなったかというあたりにポイントをしぼるつもりだ。
まずは上記のサムネイルに注目していただきたい。
現状でヲイラは自作マシンの内蔵ハードディスクはこんなイメージで使っている。一番左のパーテーションにはメインの環境のディストリを入れ、スワップ領域とデータ領域をそれぞれ独立させている。こうしておくとFedoraを入れようがUbuntuでもVineからでも同じデータにアクセスできるようになるから便利だ。ネットワークで接続したUbuntuサーバへSSHでアクセスし、定期的にデータ領域のバックアップを取っておくことも怠っていないのでヲイラの環境でのデータの保全はほぼ完璧に近い。
ちなみにPuppyはテキストエンコードがなんだかうまくいかないのと、標準で利用できるアプリがよく知らんものばかりなので、CDブートしてWeb閲覧用途に使用を限定している。Ver3.1になっていたgOSも試してみたのだが、ワイドモニターの表示に対応させ方がよくわからなかったため少し使ってみてからとっぱらってしまった。
ハードディスク全体を眺めていただければおわかりいただけると思うが、約40%程がまだ未使用領域。
非常に短いスパンでアップグレードするディストリビューションに対応しつつ、他のいろんなディストリを試すのに、このような使い方は不可欠だと思うのだが・・・。
Ubuntuカラーでマークされている箇所に今回Maverick Meerkatをインストールしてある。
ここを入れ替えればガラリと様相が変わるのが楽しくて、時間を見つけてはいろいろと試してみてるんだよね。
Maverick Meerkatは現状ではまだベータ版なので、最小だけれどもヲイラの環境構築には不可欠なアプリをいくつかインスコしてみた。まずはFreeMind。バージョンは0.9.0RC7、少し使ってみたけれど文字化けもなければ突発的に止まるなんてこともなく快調そう・・・。FreeMindが快調に動くならヲイラとはとても相性がいいはずなので10日(日本では11日?)が楽しみだ。
FTPアプリのFirezillaを含んだmozilla関連はプロファイルやインポートデータを戻せば他環境と同じように利用できるから楽ちん。一つのアプリのカスタマイズに凝っちゃったりすると同じような環境を構築するのにえらく時間がかかったりしてしまう。そう考えると極力デフォルトの状態で利用するのが賢いのかもしれないな。
でもデフォルトではかなり使い勝手が悪いBluefish。
というかチョイチョイといぢってやるだけでかなりパフォーマンスが上がるHTMLエディタだ。Maverick Meerkatからは晴れて2.x台がリポジトリに追加された。個人的にはVer10.10のリリースで一番うれしかった点かもしれない。
すでに10時間ほど利用しているが、トラブルらしいトラブルは、ハングアップとフリーズが1回ずつ。β版にしては出来がいいように感じる。先ほども書いたようにディストリを問わず共有データにアクセスできる環境を構築してあるため今日はこのまま仕事にとりかかろうと思う。
2010/10/05
一足お先にUbuntu10.10(Maverick Meerkat)β版を試す
時刻: 7:13