だからとりあえず、Perl for Windowsとか CGI for Windowsなんてのは本のネーミングとしてはおかしいんだよね。
とは言っても、実際に書店や図書館のパソコン関連書籍を眺めると、よくみかけてしまったりする。
基本的にヲイラはへそ曲りだから、for Windowsってのがいったいどのくらいのモノなのか知りたくなってしまった。実際に参考にした書籍は、『一週間でマスターするCGI for Windows』。
だいたいプログラミング言語が1週間程度でマスターできちゃうのか?というツッコミは置いといて、まず月曜日はCGIとは?から始まってActivePerlのインスコまで。火曜日はお約束の「こんにちは世界」のスプリクト作成とローカルエリアでWWWサーバ(ここではAN HTTPD)環境の設置というスローペース。約束の1週間まであと5日しか残ってないようだが・・・。
水曜には乱数を使ったCGI占い、木曜はアクセスカウンタ、金曜はCGIを使ったアンケート、土曜は掲示板を作成。この辺までくるとかなりハイレベル。そして総決算の日曜はローカルエリアで走らせていたスクリプトをプロバイダのサーバで走らせるといった展開。
図解が多くて”手とり足とり”といった作りは完全にビギナーをターゲットにしている。とりあえず躓かないように最後まで読んでねって感じがヒシヒシと伝わってくる。
でもね、ローカルでの動作テストは終わったから総決算でサーバにアップロードしようって段階で、加入してるプロバイダーがCGI許可してなかったりしたらどうすんだろ(^^;)
あと1歩でゴールなのに頓挫なんて目も当てられないよな。
そんなあなたはCGIも許可していて無料で使えるウェブスペースを確保しよう。
ヲイラはLinuxを使っているので、紹介した月曜・火曜あたりの作業は全部取っぱらえる。perlもhttpd(Apache)も最初から入っているからな。
まぁ、PerlでCGIを書くためのインフラを整えるにはWindowsは不利、だからfor Windowsが存在するのかもしれんわな。
ちなみに用意したサムネイルはAAA Cafeというサービス。今はLivedoorの傘下になってるけど、以前は無料のウェブスペースを提供してくれる親切な会社だった。ここperlだけじゃなくPHPやRuby、C・C++といった言語までカバーしている。ちょっとパーミッションが厳しい点に目をつぶれば反応速度も速いし、軽快に使えそうだ。
プログラミングをするとホントにパソコンを操っているという醍醐味が味わえる。WindwsユーザがCGIの実行環境を整えるのは、ひょっとしたらLinuxに乗り換えるくらい敷居が高いかもしれんが、ヲタクでなくともこんなに楽しいんだから是非ともチャレンジしてほしい。