ヲイラのいちばんの懸念は、Linuxのディストリビューション。
何を載せるかじゃなくて何が走るかってのが問題なのは、先代のMagniaで痛いほど体感してるから・・・。
Magnia関連で公開されているLinuxの動作確認ページにはRedhatとMIRACLE Linux、あとはTurbolinuxなら平気みたいな記述がある。ビジネスユースならいざ知らず、個人がサーバ管理を体験するためだけに・・・って用途で有料ディストリは、ちょいと敷居が高くなるな。
そんなことを考えつつダメモトで決めたはCentOS。
RHELと完全互換を目標にしてるなんて評価されてる点や、Linuxサーバ関連の情報を検索するとヒットするページがダントツに多いあたりの理由からセレクトした。きっとつまづいて、あちこち立ち止まらないといけないんだろうから、情報は多いに越したことないもな。
まずはオフィシャルサイトへと飛びダウンロードなのだが、ちょいと嫌な予感がしてフロントドアを開けて確認してみるとMagniaのドライブにはCompactDiskの文字。このご時世にCDドライブかよと悪態をつきつつ分割されたisoファイルをダウンロードして焼付けをする。
CD−Rで8枚というものすごいボリューム。
1CDや1DVDに慣れてるのとメディアの出し入れが面倒なため、その結果インストールはひどくストレスを感じる作業となった。
UPSの充電作業も済み、DDNSでドメインも取得完了。
これですべての用意は整ったので、おもむろにインストール作業を開始。
参考人させていただいたのはこのあたり。丁寧すぎるくらい優しく解説してあって、なんだとなくこちらが恐縮してしまうくらいだ。
もう10年以上も前、Macを使っていた頃にHyperCardを買ったらフロッピーディスクが大量に入っていて、それをとっかえひっかえしながらインストールしたことをなつかしく思い出した。
ネットはナローバンドからブロードバンドへと進化し、取り扱えるデータ量もものすごい勢いで増大したけど、基本的にやってることは一緒なのかもね。
そんなことを考えてる間にインストールが終わる。
ドキドキしながらリブートした様子が右のサムネイル。GUIに慣れた諸兄には、まったくグラフィカルではないこの画面では感動がきっと伝わらんだろうが、まぁよしとしよう。まずはめでたく起動してくれた。よかったよ動いて・・・。
とりあえず感無量になりながら作業用のアカウントを作成。
ここから先はボチボチやっていこうと思う。