仮想化で思い出すのは、Windows 2003 ServerにVMwareをインストールしたこと。当時のブログを読み返しても、あまり時間が取れず云々と書かれていて、ちょいとブルーになった。基本的にWindowsはほとんど使わないからデュアルブートとかそのあたりに興味はないのだが、「もっと使いやすいディストリビューション」を常に探しているためイロイロといじくっちゃうんだな。
Googleの検索窓と遊んでいたところ(結構ヲイラは遊んでるんだが、ヲマイラはどーかな?)KVMなるキーワードを発見。KVMってのはKernel-based Virtual Machineの略で、Linux Kernelつまりコアの部分にすでに組み込まれた仮想化技術なのだそうな。コムズカシイ話は他のウェブサイトに譲るとして実際にKVMの環境をLinux Mintで整えてみた。
まずはプロセッサエミューレータをインスコ。
ちょいとボリュームが多いが、コーヒーでも飲みながら完了を待とう。
sudo apt-get install qemu-kvm
つぎは”仮想化”をGUIで操るためのツールだ。
実際に使ってみるとかなりシンプル。コマンドが使えないあなたには必須アイテムなので、チェックよろしく。
sudo apt-get install virt-manager
最後にユーザアカウントを追加してリブートしよう。(←ここだけコマンドを書かないのは、イヂワルだから ^^ ;)
Linuxをインストールしようとするとき、手順としていちばんオーソドックスなのは該当するisoファイルをダウンロードしてCD-RやDVD-Rに焼く。そのディスクからリブートさせて作業するって方法だな。
確かVMwareのときは、ゲスト用の古いバージョンのisoファイルを使った記憶が・・・。他の仮想化技術についてはよく知らないが、 この時点でちょっと萎えたのを覚えている。
今回取り組んでいるKVMについては、そんな制限はなくディストリビューションのダウンロードページに用意してある通常のisoファイルが使える。パソコンの中に入っているisoファイルでも、DVDやCDに焼いたあとでもゲストOSとして迎えられる点は賢い気がした。
そんなワケで環境が整ったので早速インストールしリブート。
といってもウィンドウの中で勝手に再起動している様子はなんとなく奇妙に映る。最初SSHで離れた場所のパソコンにログオンした時もかなり違和感があったから、そのうち慣れるかな?
3枚目のサムネイルは、今使っているMint 11 Katyaではなく、何代か前のLTS。
Mintメニューだけ見ても、日本語訳がまだらなのがわかる。
ヲイラ的に英語に違和感があるわけではないのだが、不完全な様子を見せられるってのがやっぱり気になるんだよね。
ちょいと動きがカクカクなのが気になったりもするが、せっかく整えた環境だから使い倒すことにしよう。